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リスクをとれば儲かるのか、というお話 [株式投資色々]

リスクの話をしていると禅問答みたいになる、ということを前回書きましたが、禅問答ついでにもう一歩、リスクについてのお話を進めてみましょう。

「高い収益が期待できる金融商品を選ぶ際には、高いリスクをとらなくてはならない。」

これは、ごく標準的な「リスク」の説明と言っていいと思います。では、これはどうでしょうか。

「リスクの高い商品を買えば、高いリターンが得られる。」

先ほどの標準的な説明を、単純に逆にしたように見えますが、こちらは間違い。前回の話に出てきましたが、「リスク」とは「先が分からないこと」ですから、リスクのあるものを買っているのに、高いリターンが得られると分かっているとすれば、大きな矛盾です。

正しくは、「リスクの高い商品を買えば、高いリターンを得られる可能性があるというだけなのです。
そうであるならば、株式債券を比べた場合、株式のほうがリスクが高いからと言って、必ず株式のほうが高い収益が上がるとは言えないわけです。

…なんだか、リスクを取っても割に合わないような気分にさせられませんか?

ところが、です。十分時間をかければ、平均的には、よりリスクの高い株式のほうが、リスクの低い債券よりも高い収益が得られる…ということは、ほぼ間違いないとは言えるのです。(この点は日を改めてまた書くことにします、) 

そこに必要な条件は、経済全体が成長しているということと、企業の成長が経済の成長の源泉であるということ。言い換えれば、経済が成長している限り、株式のほうが債券より儲かる可能性が大きい、というわけです。

絵を描いて示せば、こんな感じ。株式のほうが伸びる角度は大きいけれど、上から下までバラつきがあるので、たとえば下図の縦線で切った時点では、債券の線の下に行ってしまう株式もある、というわけです。

リスクとリターン.png

こうして見ると、今度はリスクを取っても割に合わない、という感じはしませんよね。

タグ:投資 リスク
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