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ローソン、三菱商事の子会社となって… [株主総会]

そろそろ1週間経ってしまいますね、先週火曜日、ローソンの株主総会。三菱商事の持ち分が過半数を超えて子会社化されたので、何か変わったことはあるかと、一応出席しました。この「一応」なんて言うのは自分でも不真面目だなと思うのですが、総会が面白いかどうかは行く前からすべてわかるわけではないので、時間の許す限り行ってみることにしているわけです。

新しい社長は、三菱商事から3年前にローソンの取締役副社長として配属された47歳。社長のみならず、社外の3人を除いてすべて三菱商事で固まりました。年齢層は一番上が55歳。ひな壇の上はかなり若々しく見えます。三菱の親分がバックに居るので、この場に「重鎮」は要らないんでしょう。そして社外取締役は3人とも女性。これも割と思い切ってますね。男女のバランスをとろうと思うと、社外取締役になっていただくしかありません。キャノンのところでも書きましたが、過去の採用の歴史が今を形成しているわけで、社内には取締役候補としての女性が育っていないのは当然だからです。

事業報告は、特筆すべきことなし。業績は順調です。コンビニ大手3社の中で一番配当利回りが高く、経営指標も優秀ですが、コンビニ事業だけを取り出すと、やはりまだ7-11のほうがずっと優秀なんですよね。Q&Aの時も、「店舗売上日本一を目指す、と言ってくださいよ」という株主さん、いらっしゃいました。7-11の店舗売上は一日に70万ぐらいになっていたと思いますが、この時は「中期計画の最重要目標として1日60万円以上」との回答でした。

Q&Aで、三菱商事との関係について出た質問は、利益相反の面と人事面についての懸念でした。特に説得力のある回答でもありませんでしたが、利益相反については気にする必要は無いんじゃないでしょうか。三菱商事がコンビニへの仕入れで得をしよう、なんてちっぽけなことを考えるとも思えません。それよりローソンが儲かってくれることの方がありがたいに決まってるでしょう。人事面、つまりボードメンバーの顔ぶれが、現在のように三菱商事で固まってしまうと、プロパー社員のやる気を殺ぐのではないか、と。これはある程度仕方ないでしょうね。社員のやる気をいくらか犠牲にしても、子会社にする方が有利だという判断になったわけですから。

三菱商事がローソンの筆頭株主になったのは2001年とのことですから、子会社化したからといって大きく変わるものでもないでしょう。総会の雰囲気もたいして変化ありませんでした。ただ、有名人社長が三菱商事のサラリーマン社長に変わった、ということで、名実ともに三菱商事になったんだな、ということです。会場で配られる「議案の賛否確認書」も、三菱商事の総会で採用されているアイデアですね。提出するのは議決の後ですから「投票」にはならないけれど、こうして賛否を表明できるのは良いことですね。 

有名人社長と言えば、前社長の玉塚氏に対し、ラグビー選手時代の彼のファンでした、という株主から「週刊誌の記事に関してコメントをほしい」、という質問もありました。そんな質問に答えるなんてことは、もちろんありませんけどね。(私は週刊誌の記事に関しても、全然知りません。何かのスキャンダルだったのかな?)


→2016年の株主総会

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